その行為は秘匿
エピローグ
次の日、私達は田辺先生に写真と鍵を返しに保健室へ行った。
「これ、ありがとうございました。」
「いえいえ、役に立った?」
「はい、とても。」
「私の方こそお礼を言うわ。ありがとう。あの子達の存在を知ってくれて。」
先生は泣きそうだったが、また笑顔で、私達に向かってお辞儀をした。
私達も慌ててお辞儀を返した。
「そういえば、あのノートはどうなったんだ?家に置いてきたのか?」
「誰にもわからない所に隠すよ。」
郁弥は、ぽかんとしていたが、すぐに察した。
「あー、そういうことか。よし、美術室行くか。」
「うん!」
事件の真相をノートに全て書いた。いつかまた私達のような物好きが、見つけ出したときのために。
最後のページには、こう書いた。
『この真実は、私とあなただけの秘密。』
「これ、ありがとうございました。」
「いえいえ、役に立った?」
「はい、とても。」
「私の方こそお礼を言うわ。ありがとう。あの子達の存在を知ってくれて。」
先生は泣きそうだったが、また笑顔で、私達に向かってお辞儀をした。
私達も慌ててお辞儀を返した。
「そういえば、あのノートはどうなったんだ?家に置いてきたのか?」
「誰にもわからない所に隠すよ。」
郁弥は、ぽかんとしていたが、すぐに察した。
「あー、そういうことか。よし、美術室行くか。」
「うん!」
事件の真相をノートに全て書いた。いつかまた私達のような物好きが、見つけ出したときのために。
最後のページには、こう書いた。
『この真実は、私とあなただけの秘密。』