BLADE BEAST
「豪太≪ゴウタ≫、もう少し静かにできない?」
「ちょっ、やだ!!!!そんな男っぽい名前で呼ばないでよ!!!ゴウちゃんって…ほら。あの女優さんみたいに」
顔はまぁまぁの整い具合だというのに、どうしてこうもそっちの道へと走ってしまったのか残念極まりないこのオトコオンナが、羽山豪太≪ハヤマゴウタ≫。
列記とした"G.G"の幹部、No.3。
紫のアシンメトリーの髪をサラリと流したその姿はかなりの男前だというのに、心は女なのだからどう反応したらいいかイマイチ掴めない。
「…ゴウ、ちゃん」
「いやぁぁぁぁ〜〜〜ん!莉央ったら可愛いっ〜〜〜!」
呼べば女の私よりもより女らしくピョンピョン跳ねる。
小さな幸せでこんなに喜べるのだから何とおめでたい人間なんだろう。
「ちょっ、やだ!!!!そんな男っぽい名前で呼ばないでよ!!!ゴウちゃんって…ほら。あの女優さんみたいに」
顔はまぁまぁの整い具合だというのに、どうしてこうもそっちの道へと走ってしまったのか残念極まりないこのオトコオンナが、羽山豪太≪ハヤマゴウタ≫。
列記とした"G.G"の幹部、No.3。
紫のアシンメトリーの髪をサラリと流したその姿はかなりの男前だというのに、心は女なのだからどう反応したらいいかイマイチ掴めない。
「…ゴウ、ちゃん」
「いやぁぁぁぁ〜〜〜ん!莉央ったら可愛いっ〜〜〜!」
呼べば女の私よりもより女らしくピョンピョン跳ねる。
小さな幸せでこんなに喜べるのだから何とおめでたい人間なんだろう。