BLADE BEAST
高身長に程よく筋肉質な身体。
サラサラと艶がかった黒髪に、とんでもなく甘いマスクはギャップというものを感じさせられる。
本人曰く私とお揃いがいいとのことで髪を染めることを止めたらしいけれど、それも本当のことかどうかは定かでは無い。
「ちょっ……と、あの子。いいの?本当に…」
「ん〜?」
「帰っちゃったけどっ!」
「だって莉央の方がイイから。駄目?」
「…そーいう問題じゃ、」
「莉央は俺のお気に入りだから特別なーの」
強引。意見なんて通じる訳無い。
諦めるしか…ないのか、と見上げれば本人曰く"私専用"の部屋、…らしきものの前に辿り着いていることに気がついた。
私は晄の彼女であり、晄は私の彼氏。
本人もちゃんとこの関係性については認識しているみたいだけれど、他の人と比べてはちょっと異質。
割り切りすぎている、と。
他の女と寝てるところを見ても平気だなんて冷め過ぎだとか言われるけれど、これはこれでいいと思ってる。
ちゃんと愛してくれてるし。
サラサラと艶がかった黒髪に、とんでもなく甘いマスクはギャップというものを感じさせられる。
本人曰く私とお揃いがいいとのことで髪を染めることを止めたらしいけれど、それも本当のことかどうかは定かでは無い。
「ちょっ……と、あの子。いいの?本当に…」
「ん〜?」
「帰っちゃったけどっ!」
「だって莉央の方がイイから。駄目?」
「…そーいう問題じゃ、」
「莉央は俺のお気に入りだから特別なーの」
強引。意見なんて通じる訳無い。
諦めるしか…ないのか、と見上げれば本人曰く"私専用"の部屋、…らしきものの前に辿り着いていることに気がついた。
私は晄の彼女であり、晄は私の彼氏。
本人もちゃんとこの関係性については認識しているみたいだけれど、他の人と比べてはちょっと異質。
割り切りすぎている、と。
他の女と寝てるところを見ても平気だなんて冷め過ぎだとか言われるけれど、これはこれでいいと思ってる。
ちゃんと愛してくれてるし。