溺愛王子は地味子ちゃんを甘く誘惑する。
***
次の日の朝。
「……ックション!!」
凪くんがくしゃみを連発していた。
風邪ひいちゃったのかな、大丈夫かな? なんだか、目も少し赤い気がする。
「また噂されてんじゃねえの? 相変わらずモテるな~」
「ばーか」
嶺亜がヘンな突っ込みを入れて、凪くんが笑う。
朝ごはんは、出された分はちゃんと食べていたし。
とりあえず元気そうで良かったと思ったんだけど……。
「先生!」
それは2時間目の授業中のこと。
突然河村さんが手を挙げた。
「どうした、河村」
「新城くんが具合悪そうなんです」
次の日の朝。
「……ックション!!」
凪くんがくしゃみを連発していた。
風邪ひいちゃったのかな、大丈夫かな? なんだか、目も少し赤い気がする。
「また噂されてんじゃねえの? 相変わらずモテるな~」
「ばーか」
嶺亜がヘンな突っ込みを入れて、凪くんが笑う。
朝ごはんは、出された分はちゃんと食べていたし。
とりあえず元気そうで良かったと思ったんだけど……。
「先生!」
それは2時間目の授業中のこと。
突然河村さんが手を挙げた。
「どうした、河村」
「新城くんが具合悪そうなんです」