元ヤンキー男子はツンデレ女子を溺愛している

だけど、あの日以来から俺たちの関係性は変わった。

地元では、一番強いヤンキーに連れさられたのだ。

俺はすぐ一人で行き、百合香を取り戻した。

だが、百合香は連れ去られた精神的なショックにより、おかしくなっていた。
 
ショックな原因も俺のせいにされた。

まあ、一番強いヤンキーは、俺のことを嫌っていたこともあり、百合香は俺のせいにした。

まあ、今になって分かることは、ただ百合香が怖い思いをしたということだ。

百合香は喧嘩は強いが、まさか精神状態が弱いとは思わなかった。

あれ以来、百合香とはなんの連絡もなかった。

だから、あの日、まさか百合香と会うとは思わなかった。
 
相変わらず、百合香は俺のことを嫌っていた。付き合っていた頃は、ほんとに好きだったらしいとヤンキー仲間に聞いた。

あれ以来、俺のこと冷めたらしい。

理由は俺のせいでこんな目にあったからだという。

「あー、そうだな。ほんとにいい人見つけた」

俺は俊二に納得するかのように言った。

俊二は、あ、今から用事あるわと言って、電話を切った。
< 125 / 190 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop