元ヤンキー男子はツンデレ女子を溺愛している
ある水曜日の放課後

咲と一緒に帰る為、下駄箱で咲とたわいもない話をしている時だった。

ある人物が声をかけてきた。

「あの……」

ある人物は誰かに声をかけていたが、私ではないだろうと思い、無視した所、また声をかけてきた。

「あの……」

「ねぇ、千花。あんたに話しかけてるんじゃない?うちらの方見てるし」

咲はこっそりと私の耳を澄ませて言ってきた。

下駄箱に入っていた私の外靴を取り出そうとした時に、咲が話しかけてきた。

「え?いやそれはないんじゃない」

咲に私はそう言った後、ある人物がいるところを見ると、確かにある人物はこっちを見てきた。

ある人物とはよくよく見ると、目立つ金髪に目が細い。

うん?どこかで。

あー、いや、ってかなんでヤンキーくん!?
西原凌!
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