またいつか君と、笑顔で会える日まで。
今日……誕生日だったんだ。
知っていれば顔を合わせた時に『おめでとう』と伝えることができたのに。
職員室の時計に視線を向ける。
大丈夫だ。まだまだ時間はたっぷりある。
「先生、ありがとうございました!」
お礼を言うと、職員室を出て教室に向かって歩き出す。
頭の中はリリカちゃんの誕生日のことで一杯だった。
ポケットの中からスマホを取り出してラインを送る。
【リリカちゃん、放課後会えないかな?】
そのメッセージはいつまで経っても既読にならない。
そのまま放課後になってしまった。
私は仕方なく再度ラインを送った。
【放課後、リリカちゃんの家に行くね】
リリカちゃんが家にいるという保証は何もないけどこのまま家に帰りジッとしていることはできそうになかった。
知っていれば顔を合わせた時に『おめでとう』と伝えることができたのに。
職員室の時計に視線を向ける。
大丈夫だ。まだまだ時間はたっぷりある。
「先生、ありがとうございました!」
お礼を言うと、職員室を出て教室に向かって歩き出す。
頭の中はリリカちゃんの誕生日のことで一杯だった。
ポケットの中からスマホを取り出してラインを送る。
【リリカちゃん、放課後会えないかな?】
そのメッセージはいつまで経っても既読にならない。
そのまま放課後になってしまった。
私は仕方なく再度ラインを送った。
【放課後、リリカちゃんの家に行くね】
リリカちゃんが家にいるという保証は何もないけどこのまま家に帰りジッとしていることはできそうになかった。