またいつか君と、笑顔で会える日まで。
このままでいけばきっと退学だろう。学費を払えず退学なんて前代未聞の生徒だ。
駆けこんだ先は公園だった。
萌奈と一緒に来た駅近くの公園。夜空を見上げながら「幸せ」だと口にしたのが遠い過去のよう。
あたしの人生はジェットコースターみたいだ。同じ場所にとどまってくれない。
アップダウンの繰り返しだ。
ベンチに座ったまま顔を持ち上げる。スコールがシャワーみたいにあたしの顔面に打ち付ける。
このまま全て雨が洗い流してくれればいいのに。もう消えたい。このまま消えてなくなりたい。
「もう疲れたよ……」
昨日から食事を摂っていないせいでお腹がぐぅっと鳴る。
こんな時でも体は正直だ。でも、大丈夫空腹には慣れている。このまま我慢し続ければお腹は鳴らなくなるし空腹も感じなくなる。
きっとこの苦しみもあと少しだけの辛抱だ。
今までだって辛いことや悲しいことはたくさんあったし、乗り越えられないと思いながらもなんとか乗り越えられてきた。
大丈夫だよ、リリカ。今回もきっと大丈夫。
必死になって自分自身を励ます。
でも、それとは相反する感情が沸き上がってくる。
駆けこんだ先は公園だった。
萌奈と一緒に来た駅近くの公園。夜空を見上げながら「幸せ」だと口にしたのが遠い過去のよう。
あたしの人生はジェットコースターみたいだ。同じ場所にとどまってくれない。
アップダウンの繰り返しだ。
ベンチに座ったまま顔を持ち上げる。スコールがシャワーみたいにあたしの顔面に打ち付ける。
このまま全て雨が洗い流してくれればいいのに。もう消えたい。このまま消えてなくなりたい。
「もう疲れたよ……」
昨日から食事を摂っていないせいでお腹がぐぅっと鳴る。
こんな時でも体は正直だ。でも、大丈夫空腹には慣れている。このまま我慢し続ければお腹は鳴らなくなるし空腹も感じなくなる。
きっとこの苦しみもあと少しだけの辛抱だ。
今までだって辛いことや悲しいことはたくさんあったし、乗り越えられないと思いながらもなんとか乗り越えられてきた。
大丈夫だよ、リリカ。今回もきっと大丈夫。
必死になって自分自身を励ます。
でも、それとは相反する感情が沸き上がってくる。