またいつか君と、笑顔で会える日まで。
先日、初めて無料ではないスタンプを購入してみた。
今まで家族としかメッセージのやりとりをしないから無料分だけで十分だったのに、リリカちゃんとメッセージを交換するようになってから彼女に感化された。
とはいっても、リリカちゃんは意外にもほとんどが無料スタンプだった。
ちょっとリリカちゃんっぽいお気に入りの猫の有料スタンプの中から【ありがとう】のスタンプを選んで送った。
すぐに既読がついた。
リリカちゃんがまた何かのメッセージを送ってきたようだ。
私は名残惜しい気持ちを押し殺してスマホをポケットの中に押し込んだ。
嶋田さんと浅川さんのあの言葉は私への警告だ。
リリカちゃんとこれ以上距離が近付かないように、彼女たちは警告を出してきたのだ。
『ムカついたら言い返しちゃっていいんだって。人間みんな対等なんだから。ねっ!?』
トイレで言われたリリカちゃんの言葉が蘇る。
私が誰としゃべったってそんなのあの二人には到底関係のないことなのに。
私はリリカちゃんとこれからも話したい。メッセージのやりとりだってしたい。
それをどうして他人にとやかく言われないといけないんだろう。
ムカつく。ムカつく。ムカつく。
私が誰と何をしようが、二人には関係がない!!
――って、口にできたらいいのにな。思ってることをそのまま口にできたなら。
今まで家族としかメッセージのやりとりをしないから無料分だけで十分だったのに、リリカちゃんとメッセージを交換するようになってから彼女に感化された。
とはいっても、リリカちゃんは意外にもほとんどが無料スタンプだった。
ちょっとリリカちゃんっぽいお気に入りの猫の有料スタンプの中から【ありがとう】のスタンプを選んで送った。
すぐに既読がついた。
リリカちゃんがまた何かのメッセージを送ってきたようだ。
私は名残惜しい気持ちを押し殺してスマホをポケットの中に押し込んだ。
嶋田さんと浅川さんのあの言葉は私への警告だ。
リリカちゃんとこれ以上距離が近付かないように、彼女たちは警告を出してきたのだ。
『ムカついたら言い返しちゃっていいんだって。人間みんな対等なんだから。ねっ!?』
トイレで言われたリリカちゃんの言葉が蘇る。
私が誰としゃべったってそんなのあの二人には到底関係のないことなのに。
私はリリカちゃんとこれからも話したい。メッセージのやりとりだってしたい。
それをどうして他人にとやかく言われないといけないんだろう。
ムカつく。ムカつく。ムカつく。
私が誰と何をしようが、二人には関係がない!!
――って、口にできたらいいのにな。思ってることをそのまま口にできたなら。