【短編】僕の視線の先には…
「なぁー?優香ちゃん?」
「はい?」
「今から、告白タイム♪」
はっ!?雄馬、何言ってんだぁー?
おいおいおいっ…どうする気だよぉ~!
「…は?」
やめろよぉ~!
優香ちゃんも明らかに戸惑ってんじゃんよぉ~!
「俺、優香ちゃんのこと好き!付き合って!」
「…え?何言ってんの…?」
「だぁーかぁーらぁー!好きだって言ってんの!聞こえた?」
そう言いながら雄馬は優香ちゃんの肩に手を回した。
おーーーーいっ!
雄馬って…こんな大胆な奴だったっけ…?
「…////」
もぉ~!何か優香ちゃん顔赤くなってんじゃんっ!
俺はどうすればいいんだよぉー!
俺はゆっくり雄馬に視線を移すと、雄馬は意味深な笑みを浮かべていて口パクで、
『次、お・ま・え!』
と、言った。
あ~次、俺かっ♪
…って、えぇええぇえええ!
ありえねぇーだろっ!
普通この状況で言えっかぁ~?