スマホとゲームが手離せなくて。
???
なに?
隣で寝ていたはずの彼が目の前に…いる…?

「おはよ。
 元気そうじゃん。
 俺も寝たから復活した。
 って、ことでいい?」

!?
「むっ無理です!!
 もう、限界です!!」
もう、さすがに初めての私には無理なので、止めてくれと悲願して、あることを思い付いた。

「那由多さん…あのっ!
 スマホを返してくれたら元気になるかも知れません。」
と抱きついてみた。
ドキドキ ドキドキ。反応が気になる。
しばし待つが何の反応もないので、顔を上げて彼を見ると真っ赤な顔をして満面な笑みで頭を撫でられ更にはキスされた。

「栞奈。
 スマホは返すが、俺と居るときは弄るの禁止。
 それが出来ないならアンインストールする。」

作戦失敗?
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