スマホとゲームが手離せなくて。
ふて腐れながら外の夜景を見ていたら、後ろから抱き締められ、ベッドに戻された!と思ったら組み敷かれた方だったーーーー。

「なっ!
 もう!無理っですからね!」と涙目で訴えが、どうやらその願いは叶いそうもないと悟った。
彼の目が野獣と化しているからーーーーー。

「このまま抱かれるなら即許す。
 抱かれないなら、俺が寝るまで[私の推しは那由多]って言い続けろ。
 そして、[那由多が私の推しだから、アンインストールしてもいいよ]と誓うのと、どちらが良いか選択肢をやる。」

・・・・・・!?
「どっ、どちらも…選べないので本日は就寝しま「だめ。じゃあ頂く事にする。」
おやすみなさいをしようと布団を掛けようとしたら、奪われた。
スマホも奪われ、布団までも!?って!?
えっ!?
わぁぁあー!!
「んっ!
 イッ!?いったぁい!?なにぃ?」
「しるしだ。
 本番はこれから。」
鎖骨の下辺りにチクリと痛みが走ったのは"しるし"のせいらしい。
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