婚約破棄されたので、森の奥で占いお宿をはじめます。
チェリーの襲撃?
「ライラ!!」
「チェリー!!久しぶりね」
かつての同僚、ウサギの獣人チェリーが森の宿に遊びに来てくれた。
「元気にしてた?チェリーもハロルドも、それから毛玉ちゃん達も」
「うん!!」
「ああ」
と答える夫婦の足下には、真っ白でもこもこな毛玉が3玉。いや。仔ウサギちゃんが3羽。
仔ウサギのパパであるハロルドの腕の中にも、さらにもう1羽。この子はどうやら眠っているようだ。
「可愛いすぎるんだけど!!」
思わず膝をついて、近くにいた1羽をわしゃわしゃ撫でると、他の子達もすり寄ってきた。
「ふわっふわね」
「うん。ハロルドもブラッシングを手伝ってくれるの!!」
私がここで占いをはじめてすぐの頃、自分とハロルドの間には子どもができるのか占って欲しいと言ってきたチェリー。
あの時水晶が見せた通り……ん?ドリーが〝ウサギは子だくさんだ〟と言った通りかな?とにかく、チェリーは一気に4羽もの仔ウサギを産んだ。
「チェリー!!久しぶりね」
かつての同僚、ウサギの獣人チェリーが森の宿に遊びに来てくれた。
「元気にしてた?チェリーもハロルドも、それから毛玉ちゃん達も」
「うん!!」
「ああ」
と答える夫婦の足下には、真っ白でもこもこな毛玉が3玉。いや。仔ウサギちゃんが3羽。
仔ウサギのパパであるハロルドの腕の中にも、さらにもう1羽。この子はどうやら眠っているようだ。
「可愛いすぎるんだけど!!」
思わず膝をついて、近くにいた1羽をわしゃわしゃ撫でると、他の子達もすり寄ってきた。
「ふわっふわね」
「うん。ハロルドもブラッシングを手伝ってくれるの!!」
私がここで占いをはじめてすぐの頃、自分とハロルドの間には子どもができるのか占って欲しいと言ってきたチェリー。
あの時水晶が見せた通り……ん?ドリーが〝ウサギは子だくさんだ〟と言った通りかな?とにかく、チェリーは一気に4羽もの仔ウサギを産んだ。