白いジャージ ~先生と私~
第11章
スタート
12月に入り、私はバイトを始めた。
焼き鳥屋さんのバイト。
週の半分は、夜5時から10時まで、働いた。
お金が欲しかったわけじゃない。
立ち止まってるだけの自分にさよならしたかったから。
新しい自分をスタートさせたかったから・・・
洗い物と飲み物の担当として、やりがいのある楽しい時間を過ごす。
違う学校の友達もでき、お客さんとのちょっとした会話も新鮮だった。
バイトの先輩に、素敵な男の人がいた。
みんなから、『たっくん』と呼ばれていたその人は大学生だった。
初めて話したときに・・大人っぽいって思った。
私は、先生を好きになってから、年上にしか興味がなくなってる自分に気付いた。
焼き鳥屋さんのバイト。
週の半分は、夜5時から10時まで、働いた。
お金が欲しかったわけじゃない。
立ち止まってるだけの自分にさよならしたかったから。
新しい自分をスタートさせたかったから・・・
洗い物と飲み物の担当として、やりがいのある楽しい時間を過ごす。
違う学校の友達もでき、お客さんとのちょっとした会話も新鮮だった。
バイトの先輩に、素敵な男の人がいた。
みんなから、『たっくん』と呼ばれていたその人は大学生だった。
初めて話したときに・・大人っぽいって思った。
私は、先生を好きになってから、年上にしか興味がなくなってる自分に気付いた。