白いジャージ ~先生と私~
初めてのキスは、


一生忘れられない素敵なキス。



『ファーストキス』…



先生の為に大事に大事にしてたんだよ。



これからも、


先生だけのものだよ・・




目を閉じることも忘れてた。





優しいキスは、


その時目に映っていた


まん丸な月の黄色とともに


私の記憶の


一番大事なところへ・・・




「先生・・大好き。もう我慢しないで・・」


「約束破っちゃった・・・本当は卒業まで我慢できたんだけどな・・」


先生の少し照れた笑顔は

私の胸を

キュンとさせる。



「これから・・・何があるかわからないけど・・頑張ろうな。」

「うん・・!!先生がいてくれたら、大丈夫・・!!」



もう一度、先生はゆっくりと唇を近づける。


先生・・大好き。


先生・・・もう離さない。




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