白いジャージ ~先生と私~
『もしもし?大丈夫か?駅につく時間メールしといて。迎えに行くから。』
先生の声を聞くと、
涙がいっぱいいっぱい溢れてきた。
この気持ちをわかってくれる人が・・
そばにいることが
嬉しい。
帰りの新幹線で、
日記を読んだ。
何年も何年もずっと書き続けてきた日記は
おばあちゃんの生きた証。
そして、おばあちゃんの心の真実。
3年前の日記を読んだ。
『天気 晴れ。少し暑い。おじいちゃんに会いたい。直ちゃんから手紙が届く。みんな元気だそうで安心。』