白いジャージ ~先生と私~

『もしもし?大丈夫か?駅につく時間メールしといて。迎えに行くから。』


先生の声を聞くと、


涙がいっぱいいっぱい溢れてきた。




この気持ちをわかってくれる人が・・

そばにいることが

嬉しい。



帰りの新幹線で、

日記を読んだ。


何年も何年もずっと書き続けてきた日記は

おばあちゃんの生きた証。


そして、おばあちゃんの心の真実。




3年前の日記を読んだ。


『天気 晴れ。少し暑い。おじいちゃんに会いたい。直ちゃんから手紙が届く。みんな元気だそうで安心。』
< 166 / 480 >

この作品をシェア

pagetop