白いジャージ ~先生と私~
音楽室での秘密
教室へ帰る私たち六人を追い抜かす大きな背中。
無意識にジャージのすそを掴みそうになる。
「先生!あけましておめでと~!!ねぇ・・今度先生ん家遊びに行きたい!!」
依子の手が、先生に触れる。
何度この光景を目にしても
やっぱり胸の奥がチクンとしてしまう。
振り向いた先生と目が合っちゃって、ふくれた顔を見られた。
先生は、
「俺ん家来ても、なんもないよ。もし来るなら、突然来るなよ。彼女に誤解されるからさぁ。しかも、来るならみんなで来い。お前らみんなで!!」
そう言うと、くるっと前を向き歩き出す。
無意識にジャージのすそを掴みそうになる。
「先生!あけましておめでと~!!ねぇ・・今度先生ん家遊びに行きたい!!」
依子の手が、先生に触れる。
何度この光景を目にしても
やっぱり胸の奥がチクンとしてしまう。
振り向いた先生と目が合っちゃって、ふくれた顔を見られた。
先生は、
「俺ん家来ても、なんもないよ。もし来るなら、突然来るなよ。彼女に誤解されるからさぁ。しかも、来るならみんなで来い。お前らみんなで!!」
そう言うと、くるっと前を向き歩き出す。