白いジャージ ~先生と私~
★先生目線★
あいつは覚えていないかも知れないな・・
この廊下で
俺が外を眺めてたある日
誰かが俺の背中にそっと触れた。
振り向いたその時の笑顔は
天使のような
笑顔・・・
「新垣先生・・どうしたの?寂しい目してる・・」
お前のその声が俺を救ってくれたのかもしれない。
今思えば・・
初めて話したあのときに・・
すでに恋していたのかもしれない。
いつの間にか・・
お前が
俺を見つけて走ってくる姿を
とても
愛しく思ってた。
お前が俺に見せる笑顔が
俺の
癒しで
俺の居場所で
俺の心の支えだった。