白いジャージ ～先生と私～

戦国時代の若者も

明治維新の頃の若者も

今の若者も


心の奥は同じなんじゃないかな・・



同じように多感で・・傷つきやすく、もろく、弱い部分を持ちながら

自分の生き方を模索してる。


確かに甘い部分はあると思う。

だけど、それは仕方のないこと。


実際、今の若者が戦に狩り出されることはないんだから。

平和に慣れてしまっているのは、仕方ない。


でも、みんないい心持ってる。


部活に打ち込む姿見てると、俺も熱くなる。

進路に悩む奴の気持ちもわかる。



高校生って一番宙ぶらりんで・・・不安なんだ。


もうすぐ、この高校という殻から抜けなきゃいけない。

外敵から守ってくれて、助けてくれる優しい殻から出て、

一人で歩き出す。


どうやって・・？

どこに・・・？



不安でいっぱいのこの時期を、俺が一緒に過ごしてやる。


不安な奴は俺んとこ来い！っていつも言ってる。


何もできないけど、

みんなそうやって大人になるんだと知って欲しい。



俺・・こういうこと考え出すと止まらなくなる・・・


熱くなりすぎた・・・


ふぅ・・