白いジャージ ~先生と私~
先生は、サッカーの審判をしてる。
いつの間にか、Tシャツ姿になってる先生は
見てるこっちが寒くなりそう。
でも、笑いながら走る先生は・・
寒さなんて感じさせない・・
体中の筋肉達が、自己主張してるんだ。
かっこいいな・・
先生。
私・・先生の彼女なんだよね?
ただ見てるだけだったら、先生のこと全然知らなかったね。
恋って不思議。
音楽室の詩を思い出す。
恋は切なくて苦しいんだけど、恋を知った人は
また恋をしてしまうんだ。
先生、こんなに好きにならせてくれてありがと。
初心に戻ろう・・
先生の彼女になれたんだもん。
それだけでもすごいこと。
先生に奥さんがいるわけじゃないもん。
昔愛した人との子供がいるだけ・・