白いジャージ ~先生と私~
急な斜面に立たされて恐怖で泣きそうになったりした。
下まで自力で下りない限り、帰れない。
斜面から空を見た。
ほうきで掃いたような雲。
真っ青な空。
おばあちゃんが見守ってくれてた。
大丈夫だよ、って。
何かあったら、おばあちゃんが先生に伝えてくれる。
そんな気がした。
おばあちゃん、私強くなる。
今は、スキーから逃げないこと。
下まで前を向いてがんばるよって、おばあちゃんに話し掛ける。
その時、見上げた空はおばあちゃんが笑ったように見えた。
その端に見えたのは、リフトから私を見つめるスーパーマンの姿だった。
下まで自力で下りない限り、帰れない。
斜面から空を見た。
ほうきで掃いたような雲。
真っ青な空。
おばあちゃんが見守ってくれてた。
大丈夫だよ、って。
何かあったら、おばあちゃんが先生に伝えてくれる。
そんな気がした。
おばあちゃん、私強くなる。
今は、スキーから逃げないこと。
下まで前を向いてがんばるよって、おばあちゃんに話し掛ける。
その時、見上げた空はおばあちゃんが笑ったように見えた。
その端に見えたのは、リフトから私を見つめるスーパーマンの姿だった。