白いジャージ ~先生と私~

夜の雪景色

うとうととしかけた時、ゆかりが私を起こした。


「・・・なお~!!ちょっと!!」


小声で囁くゆかりがドアを指差す。


寝ぼけたまま、ドアを開けると

先生が座ってた。



目をこすり・・・

まだ寝ぼけてる思考でいろいろ考えてると

先生が私を見上げて笑う。



「ちょっとだけ、外行こうか?」


そ~っと歩きながら、先生の浴衣の裾を掴む。



浴衣姿の先生と歩けるなんて・・夢みたい。



裏口から外に出ると、そとはとても寒くて

2人で寒い~って顔して笑った。



ペンションの周りを1周した。

誰に見られるかわからない。


手もつながず、先生と生徒が少し話してるって感じで・・


先生の後ろを歩いた。


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