白いジャージ ~先生と私~

『今から行くから!!』

バレンタイン前日の夜9時、先生からの電話。



明らかに様子がおかしいこと・・・気付いてるよね・・


誰よりも私の事わかってくれる先生だもんね・・



どうしてだろう・・


修学旅行であんなに素敵な思い出作ったのに・・・。


もう何があっても不安にならないと・・

あのぬいぐるみに誓ったのに・・




「どした?寂しかったかぁ?」


車の中での久しぶりの先生との時間。


先生の顔を見ると、涙が溢れて止まらなくなる。


私の顔を覗きこむその表情も

私の頭を撫でるその手も


とても


とても


愛してる。




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