白いジャージ ~先生と私~



先生。


先生。


先生。



出会ってから、何回先生の名前を呼んだだろう。



先生の背中

何度見つめただろう。



先生は

私の初恋、私の全て。



暑い夏の日、先生の存在は気持ちの良い風となる。


冬の寒い日、先生の笑顔は暖かな暖炉となる。



先生といる時間は


宝物みたいに


キラキラして


輝いて



私の胸を


ときめかせる。



そして、先生に包まれる感覚は


心が満たされる安心感でいっぱいだった。



これから


もう


誰も


愛さない。


愛せない。



私は


一生分の恋をした。



たくさんの愛をもらった。



先生、ありがと。


私を愛してくれて・・・




幸せにならなきゃだめだよ。


私は先生の幸せを

遠くから


祈ってる。



永遠に祈ってる・・・
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