白いジャージ ~先生と私~

彼女のこと

食べ終わると、先生は車のシートを倒して横になった。

私のドキドキは最高潮に達していた。


どうやって息をして良いのかわからないくらいに体に緊張が走る。


「なぁ~・・」


ビクン!!


先生の声に、体がビクって・・


やばいよ・・・先生。


「眠くない?水泳って疲れるだろ?お前も倒せよぉ・・」

なんだか、先生エッチ・・

勝手にドキドキしてる私は、思うように体が動かず声も出ない。

ただ言われるがままに、シート倒して横になる。


「今度買う車は、天井が窓になってる車がいいなぁ・・こうして倒すと、星が見えるんだもんなぁ。」


「・・うん・・」


緊張で、声も震えてる私。


「お前は、どう思う?」


なんで・・そんなこと私に聞いてくれるの?

お前はって言う先生の話し方が、彼女っぽくて泣きそうになる。


「・・うん・・いいと思う・・」


なんて面白くない返事・・頭が回転しなくて、話したいことが話せない。






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