白いジャージ ~先生と私~
・・・・・・
タタタタタタ
「・・・せんせ・・・」
「・・・・・・・」
先生は
私の腕を掴み
音楽室の中へ・・・
「なんでだよ・・・なんで・・・ここに来んだよ・・お前・・・」
先生は私の肩を掴み、下を向いて
声を絞り出す。
そして・・
強く抱きしめてくれた。
「もう・・・来ないと思ってた・・・俺・・」
「せんせ・・・」
「やっぱ・・・だめだわ・・俺・・・・・・」
先生に
力強く抱きしめられた体は
自分ではコントロールできなくなってる。
先生が
キスをした。
優しく
そっと
触れた唇は
懐かしい感触で
嬉しくて 涙が溢れた。