白いジャージ ~先生と私~
先生が教えてくれた。
ゆかりと依子を同じクラスにしようとしてくれたのは先生だって・・
でも、先生が担任になったのは偶然で・・
先生もすごく驚いたって。
「フラれたのに、お前の顔毎日見るなんて・・・辛すぎるよ・・諦められるわけないじゃん・・」
「フッてないよ・・??」
「フラれたもん・・・ふん・・・俺・・・めちゃくちゃ泣いたんだからぁ・・」
「先生が・・??先生が泣いたの??」
それを聞いて、先生の頭を私の胸に引き寄せて
何度も頭を撫でた。
ごめんね・・先生。
先生を泣かせるなんて・・・私本当にバカだったね・・
「でも、お前のおかげで娘ともちゃんと向き合うことができた。お前がああ言ってくれなかったら、いつまでもモヤモヤしてたと思う。」
先生は、私の指を先生の指の間にしっかりと入れる。
「娘のことは一生大事にしたい。だけど、俺は遠くから見守ってるだけでいい。だけど、お前のことは、俺が幸せにしたい。俺・・・直がいないと・・・俺じゃなくなる。」
「私、先生の娘さんのことも大事だよ・・これからも先生が娘さんを愛するのは当たり前だし、私はそんな先生が好き・・」
先生は、私の膝にあごを乗せて上目遣いでこっちを見る。
かわいぃぃ・・先生・・・・!!
「ありがとな・・・お前の気持ちは忘れないよ。だけど、もう二度と別れるなんて言うな・・俺の隣にずっといて。」
「うん。もう先生から離れない。ず~っと先生の隣にいるよ。」
先生のキス・・大好き。
スイッチ入る前のキスは
優しくて、甘くて・・・
「エッチする??」
やばいぃ!!
スイッチ入っちゃった??
先生の激しくなるキスに
私は抵抗もできずに
目をつぶってた。