白いジャージ ~先生と私~
★先生目線★
《先生の気持ち》
最近やっと夜眠れるようになった。
こう見えて、俺って結構ナイーブなんだ。
あいつが・・・
直から別れを切り出されたあの夜から
夜中に何度も目が覚める。
なんでだろうな。
俺はやっぱり直じゃないとだめなんだ。
あいつがどんな気持ちで身を引いたのかと考えると、ますます愛しくなる。
俺は、何年も前に娘と暮らすことは諦めてたし、母親である元カノにも全く愛がない。
だけど、やっぱり心のどっかでかわいい娘を求めてたのかもしれない。
それが、あいつが言う「寂しい目」ってやつなのかな。
自分ではわからないけど。
直は、俺自身より俺をわかってるからな。
だけど、あいつにはわかってないこともある。
俺が一緒にいたいのは直だけだってこと。
何度も
あの廊下で直を待った。
来るはずのない直を、待ちながら泣きそうになった。
直の愛の詰まったマフラーを枕元に置いて眠った。
だけど、なかなか安心して眠れないんだ。
神様のいたずらで
直の担任になっちまった。
焦ったけど、
あいつの笑顔を毎日見ることができると思うと、やっぱり嬉しかった。
遠足のバスの中で、前の席に座る直の笑い声を聞きながら眠った。
久しぶりに安らぎを感じ、熟睡できたんだ。
直がそばにいるだけで
こんなにも俺は、安らげる。
穏やかな気持ちになれる。
例え、もう直に愛されていなくても・・・
最近やっと夜眠れるようになった。
こう見えて、俺って結構ナイーブなんだ。
あいつが・・・
直から別れを切り出されたあの夜から
夜中に何度も目が覚める。
なんでだろうな。
俺はやっぱり直じゃないとだめなんだ。
あいつがどんな気持ちで身を引いたのかと考えると、ますます愛しくなる。
俺は、何年も前に娘と暮らすことは諦めてたし、母親である元カノにも全く愛がない。
だけど、やっぱり心のどっかでかわいい娘を求めてたのかもしれない。
それが、あいつが言う「寂しい目」ってやつなのかな。
自分ではわからないけど。
直は、俺自身より俺をわかってるからな。
だけど、あいつにはわかってないこともある。
俺が一緒にいたいのは直だけだってこと。
何度も
あの廊下で直を待った。
来るはずのない直を、待ちながら泣きそうになった。
直の愛の詰まったマフラーを枕元に置いて眠った。
だけど、なかなか安心して眠れないんだ。
神様のいたずらで
直の担任になっちまった。
焦ったけど、
あいつの笑顔を毎日見ることができると思うと、やっぱり嬉しかった。
遠足のバスの中で、前の席に座る直の笑い声を聞きながら眠った。
久しぶりに安らぎを感じ、熟睡できたんだ。
直がそばにいるだけで
こんなにも俺は、安らげる。
穏やかな気持ちになれる。
例え、もう直に愛されていなくても・・・