白いジャージ ~先生と私~
第2章
暑い夏の日
高校二年の夏・・・
先生の『特別』になりたいと思ったあの日から、月日だけが流れた。
担任になってほしいと、星に何度も願ったけど・・・
またもや先生は隣のクラスの担任。
体育の授業だけが唯一の楽しみ。
「来週から、夏休みに入るが、補習のヤツはちゃんと来るように。嘘付いて、水泳休んだ誰かさん達も、みっちり俺がしごいてやるからな!」
チラっと私の方を見た先生。
いたずらっ子のようなその目が好き。
厳しい中にも、いつも面白いこと言って笑わせてくれる所が好き。
生徒のこと、一番に考えてくれる先生。
水泳の補習があるなんて知らずにずる休みしていた私だけど・・願ってもないチャンス到来!!
去年の夏休み、先生に会えないことが寂しくて、先生に会いたい一心で部活に入ろうかと悩んだくらい。
日に焼けた黒い肌、白い歯が光ってる。
かっこいいなぁ・・・
「おい!矢沢。どうした?気分悪いか?」
ボーっとしてる私に、先生が声をかける。
目の前が、スモークがかかったように綺麗・・
先生しか見えない・・
先生・・・好きです。
先生の『特別』になりたいと思ったあの日から、月日だけが流れた。
担任になってほしいと、星に何度も願ったけど・・・
またもや先生は隣のクラスの担任。
体育の授業だけが唯一の楽しみ。
「来週から、夏休みに入るが、補習のヤツはちゃんと来るように。嘘付いて、水泳休んだ誰かさん達も、みっちり俺がしごいてやるからな!」
チラっと私の方を見た先生。
いたずらっ子のようなその目が好き。
厳しい中にも、いつも面白いこと言って笑わせてくれる所が好き。
生徒のこと、一番に考えてくれる先生。
水泳の補習があるなんて知らずにずる休みしていた私だけど・・願ってもないチャンス到来!!
去年の夏休み、先生に会えないことが寂しくて、先生に会いたい一心で部活に入ろうかと悩んだくらい。
日に焼けた黒い肌、白い歯が光ってる。
かっこいいなぁ・・・
「おい!矢沢。どうした?気分悪いか?」
ボーっとしてる私に、先生が声をかける。
目の前が、スモークがかかったように綺麗・・
先生しか見えない・・
先生・・・好きです。