Livre magie〜桜色の魔女〜
「どうやって倒す?僕らが正面から攻めたところで水の中に潜られてしまう可能性が高いよ」
僕がそう言うと、エリカが「なら私が海中に潜らないようにします!」と言い銃を構えた。何をするつもりなんだろう……。
パンッ、と乾いた音ではなく花火が打ち上がる時のような音がした。エリカは閃光弾を海に向かって放ったのだ。
「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
物の怪が悲鳴を上げ、僕らを睨み付ける。その体には大きな火傷ができていた。
「そっか。閃光弾って基本的には殺傷能力はないけど、至近距離だと燃焼や圧力派によって発生した炎によって死傷する場合があるんだ」
僕がそう言うと、エリカは「そういうことです!さすが先生!」と笑う。その笑顔にドキッとまた胸が高鳴ってしまった。
しかし、物の怪は人間と違って傷がすぐに回復してしまう。物の怪の火傷も半分ほど回復し、物の怪が空を飛ぶ僕らに対して水で攻撃を仕掛けてきた。水でできた槍や弓を避け、次の攻撃のチャンスを伺う。
僕がそう言うと、エリカが「なら私が海中に潜らないようにします!」と言い銃を構えた。何をするつもりなんだろう……。
パンッ、と乾いた音ではなく花火が打ち上がる時のような音がした。エリカは閃光弾を海に向かって放ったのだ。
「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
物の怪が悲鳴を上げ、僕らを睨み付ける。その体には大きな火傷ができていた。
「そっか。閃光弾って基本的には殺傷能力はないけど、至近距離だと燃焼や圧力派によって発生した炎によって死傷する場合があるんだ」
僕がそう言うと、エリカは「そういうことです!さすが先生!」と笑う。その笑顔にドキッとまた胸が高鳴ってしまった。
しかし、物の怪は人間と違って傷がすぐに回復してしまう。物の怪の火傷も半分ほど回復し、物の怪が空を飛ぶ僕らに対して水で攻撃を仕掛けてきた。水でできた槍や弓を避け、次の攻撃のチャンスを伺う。