出会いはアプリでした。
少し言いづらそうに口を開いたミホ先輩。
さっきまであんなに楽しく飲んでたのに、申し訳ないな。
『まぁ、それはそうなんですけど。
でも、デート誘って行こう!ってなったら期待しちゃうじゃないですか?』
「うん。」
『結構本気で…というかこんなに長く片思いしたの初めてだったし。』
デートの度に何着てくか迷って、普段自分であんまり服買わないから友人に頼んで一緒に選んで貰ったりとか。
『なんかムカつく。』
「ブハッ奈央らしい!
そうだよ、あんな思わせぶりな男なんてコッチから願い下げだって。」
『あんな人ともう遊びにも会いたくもない。』
そう言ってイライラを紛らわすようにチュウハイを飲み干した。
口では強がってそう言ったし、ミホ先輩にも他の友人にも言うつもりはないけど単純に『リョウ先輩の口から振られるのが怖かった』だけ。
その後、宅飲みでリョウ先輩の話には触れず日を跨いだ頃家に帰った。
さっきまであんなに楽しく飲んでたのに、申し訳ないな。
『まぁ、それはそうなんですけど。
でも、デート誘って行こう!ってなったら期待しちゃうじゃないですか?』
「うん。」
『結構本気で…というかこんなに長く片思いしたの初めてだったし。』
デートの度に何着てくか迷って、普段自分であんまり服買わないから友人に頼んで一緒に選んで貰ったりとか。
『なんかムカつく。』
「ブハッ奈央らしい!
そうだよ、あんな思わせぶりな男なんてコッチから願い下げだって。」
『あんな人ともう遊びにも会いたくもない。』
そう言ってイライラを紛らわすようにチュウハイを飲み干した。
口では強がってそう言ったし、ミホ先輩にも他の友人にも言うつもりはないけど単純に『リョウ先輩の口から振られるのが怖かった』だけ。
その後、宅飲みでリョウ先輩の話には触れず日を跨いだ頃家に帰った。