バースデーカード
『退院おめでとう!』
新に言われて俺は一瞬で破顔した。
嬉しくて仕方なくて、新に抱きついた。
『ありがとう!』
ここから、俺の人生は再スタートを切った。
2年生からも新と俺は同じクラスになれるよう、先生ははからってくれている。
やっと学校へ行ける。
新と一緒に勉強ができる。
それは夢のような現実だった。
登校初日はさすがに緊張した。
『大丈夫?』
登校途中新が何度も声をかけてくれて『大丈夫だよ』と、何度も返事をした。
始めて沢山の生徒たちと一緒に学校へ行った。
校舎に入ると真新しいシューズが床にこすれて音を立てるのだと知った。
2年生の教室は1階だったから、階段を使うことはなかった。
2年1組と書かれたプレートの前に立つと、俺は深呼吸をした。
今までの人生でこんなに緊張したことはないってくらい、緊張していた。
そんな俺を見て新はクスクス笑う。
そして2人で一緒に教室に入った。
新に言われて俺は一瞬で破顔した。
嬉しくて仕方なくて、新に抱きついた。
『ありがとう!』
ここから、俺の人生は再スタートを切った。
2年生からも新と俺は同じクラスになれるよう、先生ははからってくれている。
やっと学校へ行ける。
新と一緒に勉強ができる。
それは夢のような現実だった。
登校初日はさすがに緊張した。
『大丈夫?』
登校途中新が何度も声をかけてくれて『大丈夫だよ』と、何度も返事をした。
始めて沢山の生徒たちと一緒に学校へ行った。
校舎に入ると真新しいシューズが床にこすれて音を立てるのだと知った。
2年生の教室は1階だったから、階段を使うことはなかった。
2年1組と書かれたプレートの前に立つと、俺は深呼吸をした。
今までの人生でこんなに緊張したことはないってくらい、緊張していた。
そんな俺を見て新はクスクス笑う。
そして2人で一緒に教室に入った。