バースデーカード
「うん、うまい!」
チョコバナナを一口食べた和樹が目を丸くして言った。
口の端にクリームがついていてとても可愛い。
あたしも自分のクレープを一口食べてみると、ほどよい酸味と生クリームの甘さに頬が落ちそうになった。
見た目だけじゃなく、ちゃんと味もおいしい。
あっという間においしいクレープを食べて店を出ると、和樹は家まで送ってくれることになった。
「今日は付き合ってくれてありがとう」
家の近くまで来て和樹が言った。
「ううん。すっごく美味しかったし楽しかった」
「また2人で行こうな」
そう言われると同時に手をつながれていた。
あたしは一瞬頭の中が真っ白になる。
和樹はあたしと手をつないで立ち止まるものだから、あたしも立ち止まることになってしまった。
暖かな手の感触にまた緊張が戻ってくる。
チョコバナナを一口食べた和樹が目を丸くして言った。
口の端にクリームがついていてとても可愛い。
あたしも自分のクレープを一口食べてみると、ほどよい酸味と生クリームの甘さに頬が落ちそうになった。
見た目だけじゃなく、ちゃんと味もおいしい。
あっという間においしいクレープを食べて店を出ると、和樹は家まで送ってくれることになった。
「今日は付き合ってくれてありがとう」
家の近くまで来て和樹が言った。
「ううん。すっごく美味しかったし楽しかった」
「また2人で行こうな」
そう言われると同時に手をつながれていた。
あたしは一瞬頭の中が真っ白になる。
和樹はあたしと手をつないで立ち止まるものだから、あたしも立ち止まることになってしまった。
暖かな手の感触にまた緊張が戻ってくる。