恐怖ダウンロード
☆☆☆
保健室のドアを開けると中は暗くて保険の先生の姿はなかった。
3つあるベッドはすべてカーテンが閉められていて物音は聞こえてこない。
「陸、いるの?」
声をかけてみても返事はなかった。
あたしと夢は目を見かわせる。
もしかしてもう保健室にはいないのかもしれない。
そう思いながらもそっとカーテンを開けて寝ている生徒を確認していく。
手前2つのベッドに寝ていたのは女子生徒だった。
3つめのベッドを確認すると、神田と書かれたシューズが脇に置かれているのが見えた。
布団は盛り上がっていて、上下に動いている。
「陸、いるなら返事をしてよ」
声をかけながら近づくと、布団から陸が顔を出した。
本気で眠っていたようであたしと夢の顔を見てもぼーっとしている様子だ。
やがて「なんでお前らがここにいるんだよ」と、険しい表情になって上半身を起こした。
「先生に頼まれたものを持って来ただけ」
そう言ってプリントを差し出す。
本当なら教室の机の中に突っ込んでおけばいいだけだけど、こうしてここまで持ってきたのだ。
感謝してほしいくらいだ。
保健室のドアを開けると中は暗くて保険の先生の姿はなかった。
3つあるベッドはすべてカーテンが閉められていて物音は聞こえてこない。
「陸、いるの?」
声をかけてみても返事はなかった。
あたしと夢は目を見かわせる。
もしかしてもう保健室にはいないのかもしれない。
そう思いながらもそっとカーテンを開けて寝ている生徒を確認していく。
手前2つのベッドに寝ていたのは女子生徒だった。
3つめのベッドを確認すると、神田と書かれたシューズが脇に置かれているのが見えた。
布団は盛り上がっていて、上下に動いている。
「陸、いるなら返事をしてよ」
声をかけながら近づくと、布団から陸が顔を出した。
本気で眠っていたようであたしと夢の顔を見てもぼーっとしている様子だ。
やがて「なんでお前らがここにいるんだよ」と、険しい表情になって上半身を起こした。
「先生に頼まれたものを持って来ただけ」
そう言ってプリントを差し出す。
本当なら教室の机の中に突っ込んでおけばいいだけだけど、こうしてここまで持ってきたのだ。
感謝してほしいくらいだ。