恐怖ダウンロード
☆☆☆
なにが起こっているのか確認するためにやってきたのはあたしの家だった。
久しぶりに友達を連れて帰ったことにお母さんは驚き、そんなお母さんを尻目にあたしは自室へ向かった。
「へぇ、ここが靖子の部屋かぁ」
夢は珍しいものを見るようにあたしを部屋を眺める。
「やめてよ恥ずかしいから」
と言っても変わったものはなにも置いていない。
ベッドに机に本棚にテーブル。
簡素な部屋だということは自分が一番よくわかっていた。
「で、確認ってどうするつもり?」
お母さんがジュースを持ってきてくれたところで、あたしは本題に入った。
「もちろん、またこのアプリを使ってみるんだよ」
夢はテーブルの向こうから身を乗り出して言った。
あたしはその考えに目を見開く。
「本気で言ってるの? このアプリは危ないと思ってたんじゃないの?」
「それは今でも思ってるよ。だけど使ってみないとわからないことも多いと思うよ」
夢はそう言ってオレンジジュースを一口飲んだ。
「それはそうだけど……」
まさか夢がアプリを使ってみようと言い出すなんて思っていなかったから、驚いた。
なにが起こっているのか確認するためにやってきたのはあたしの家だった。
久しぶりに友達を連れて帰ったことにお母さんは驚き、そんなお母さんを尻目にあたしは自室へ向かった。
「へぇ、ここが靖子の部屋かぁ」
夢は珍しいものを見るようにあたしを部屋を眺める。
「やめてよ恥ずかしいから」
と言っても変わったものはなにも置いていない。
ベッドに机に本棚にテーブル。
簡素な部屋だということは自分が一番よくわかっていた。
「で、確認ってどうするつもり?」
お母さんがジュースを持ってきてくれたところで、あたしは本題に入った。
「もちろん、またこのアプリを使ってみるんだよ」
夢はテーブルの向こうから身を乗り出して言った。
あたしはその考えに目を見開く。
「本気で言ってるの? このアプリは危ないと思ってたんじゃないの?」
「それは今でも思ってるよ。だけど使ってみないとわからないことも多いと思うよ」
夢はそう言ってオレンジジュースを一口飲んだ。
「それはそうだけど……」
まさか夢がアプリを使ってみようと言い出すなんて思っていなかったから、驚いた。