人権剥奪期間
あたしは念のために聡介にも連絡を入れて、みんなが保健室にいることを確認し、それから行動に移した。
今は授業中だから気を使う必要もなく、本館1階まで早足に向かった。
保健室の前まで来ると部屋の電気が消されていることに気がついた。
念のためだろう。
あたしは最初舞がしていたようにドアを3回ノックした。
すると奥から誰かが歩いてくる足音が聞こえてきた。
「誰だ」
大志の声だ。
「あたし、恵美だよ」
「番号は?」
「001」
あたしは自分の頬に書かれている番号を伝えた。
するとすぐに鍵が開いて中に入れてもらえた。
保健室には舞い以外の全員が集まっていた。
大志がメッセージで召集をかけたみたいだ。
今は授業中だから気を使う必要もなく、本館1階まで早足に向かった。
保健室の前まで来ると部屋の電気が消されていることに気がついた。
念のためだろう。
あたしは最初舞がしていたようにドアを3回ノックした。
すると奥から誰かが歩いてくる足音が聞こえてきた。
「誰だ」
大志の声だ。
「あたし、恵美だよ」
「番号は?」
「001」
あたしは自分の頬に書かれている番号を伝えた。
するとすぐに鍵が開いて中に入れてもらえた。
保健室には舞い以外の全員が集まっていた。
大志がメッセージで召集をかけたみたいだ。