セフレのテラダ
ダメ男
明日は休みだ。
パソコンの画面からふとカレンダーに目を向ける。

ハロウィンが終わったからか、もう街はクリスマスモードに入っていた11月。

突然手元のスマホがブーブーと音を立てて震える。
テラダからだ。

通知だけで読めた。

「今日は?」

たったこれだけ。

「予定あるけど、その後ならいいよ。」

さりげなく返信する。

あれから、私とテラダは意外とよく会っていた。

大体適当に待ち合わせて一杯飲んでからお互いどちらかの家。

やることやって、朝はさっさと帰るパターンだったのが、少しずつ昼過ぎまでダラダラと一緒にいる時間が増えてきていた。

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