セフレのテラダ
スマホ画面が、突然ガラスのテーブルの上でパッと明るくなる。

テラダ
終わったよ。今どこ?

あっ、という心の叫びのとおり、まんまと南さんの目に入る。

「テラダって、え、あの・・・」

南さんが驚いた様子で私を見る。

「いや、はい、はい、あの、あのテラダです。あの、たまに、飲む、そう、飲むんですよ、はい。」

すごいカタコト。

「私も会いたーい、テラダー!」

やばい、まさかの展開。

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