壬生狼の恋ー時を超えたふたりー
斎藤先生に連れられ、屯所まで行き私は近藤組長と土方副長に紹介された。
「新しく、入隊を希望している奴がいたので、連れてきました。
南部出身の13歳のガキですが、剣の腕前はかなりいいです。
俺が先ほど手合わせをして、確認しました。」
13歳といわれたことに正直驚いたが、17歳にしては声が高すぎると判断したからなのだろうと心の中で考え、顔には一切出さなかった。
「まぁ、斎藤が認めるのなら、剣の腕は確かなんだろうな。
名前は、何という?」
近藤組長にそう尋ねられ、私は先ほど斎藤先生からもらった名前を口にした。
「杉崎快と申します。
近藤先生、土方先生、どうぞよろしくお願いいたします。」
私は近藤先生、土方先生に深くお辞儀をした。
「おい、斎藤。
俺にはこいつが剣客だとはどうも思えねえ。
こいつはお前が拾ってきたんだから、三番隊に所属させる。
いいな、斎藤。」
土方先生の言葉に近藤先生も異論はないらしく、手を前に組みながら頷いていた。
「副長、かしこまりました。
かならず、使い物になるよう仕込みます。
じゃあ、こいつに教えることがあるので、失礼します。」
斎藤先生は近藤先生、土方先生に挨拶をして部屋を後にした。
私も二人にお辞儀をしてから斎藤先生の後を追いかけていった。
「新しく、入隊を希望している奴がいたので、連れてきました。
南部出身の13歳のガキですが、剣の腕前はかなりいいです。
俺が先ほど手合わせをして、確認しました。」
13歳といわれたことに正直驚いたが、17歳にしては声が高すぎると判断したからなのだろうと心の中で考え、顔には一切出さなかった。
「まぁ、斎藤が認めるのなら、剣の腕は確かなんだろうな。
名前は、何という?」
近藤組長にそう尋ねられ、私は先ほど斎藤先生からもらった名前を口にした。
「杉崎快と申します。
近藤先生、土方先生、どうぞよろしくお願いいたします。」
私は近藤先生、土方先生に深くお辞儀をした。
「おい、斎藤。
俺にはこいつが剣客だとはどうも思えねえ。
こいつはお前が拾ってきたんだから、三番隊に所属させる。
いいな、斎藤。」
土方先生の言葉に近藤先生も異論はないらしく、手を前に組みながら頷いていた。
「副長、かしこまりました。
かならず、使い物になるよう仕込みます。
じゃあ、こいつに教えることがあるので、失礼します。」
斎藤先生は近藤先生、土方先生に挨拶をして部屋を後にした。
私も二人にお辞儀をしてから斎藤先生の後を追いかけていった。