壬生狼の恋ー時を超えたふたりー
土方先生って案外やさしいんだなと思いながら私は自分の部屋へ戻った。

そして部屋に戻ると今までの自分と決別するため、刀と小太刀を買った日に斎藤先生が私にくれた小刀を懐から取り出し、衣裳ダンスの一番奥にしまいこんだ。
< 66 / 271 >

この作品をシェア

pagetop