シュガー ガール
夢からの京に渡すプレゼントは決まり。


夢は嬉しそうな顔で、ラッピングされたボールペンをバックに直した。


「夢はプレゼント決まっていいなぁ……」


なんて、羨ましそうな顔で覗き込む優真。


「ねえ、優真」
「うん?」
「あれなんて、レイ君へのプレゼントに最適なんじゃない?」


そう言って、夢が指差したのはペンケース売り場。


そちらに視線を移すと胸が高まった。


そこに有ったのは、様々な動物の形をしたペンケース。
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