シュガー ガール
「じゃあ、買っちゃいなよ!」
「う、うん!!」


黒猫のシルエットをしたキーリングを2つ手に取り、レジに向かう。


会計をすると丁寧にラッピングされた2つの袋。


陸斗が気に入るかはまだ分からない。


しかし、嬉しそうな顔で笑ってくれる陸斗の笑顔が脳裏に横切った。


皆、プレゼントが決まった為に家に戻る。


幸せを共有出来る幸せ。


◇◇◇


そして、1週間後がやって来た。
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