シュガー ガール
待ちきれなくて、陸斗を向かえに行こうと思った瞬間、インターフォンが鳴り響く。
陸斗に会える。
そう考えただけで、居ても立っても居られず玄関に走った。
扉を開けると、陸斗とお友達__
ぶっちゃけ、男の子2人の中に私1人で居る所を同級生に見られたら、変に思われるかも知れない。
それでも、陸斗と一緒に居たかった。
「明日菜ちゃん!浴衣可愛いー!!」
「明日菜。迎えに来たよ!」
やけにハイテンションなお友達と、安定した陸斗と合流して、歩いて15分程の河川敷に向かう。
人の多さにビックリだったが、河川敷に着いたら余裕が持てない程の人混み。
「明日菜。人混み凄いけど大丈夫?」
陸斗が私の事を気にかけてくれるのが、嬉しい。余計な心配を掛けたくなくてコクリと頷いた。
楽しみにしていた花火は始まってないけど、様々な屋台が所狭しと並んでいる。
真っ赤なりんご飴。
色んな色のかき氷。
大盛り焼きそば。
その全てが日常と掛け離れていて、不思議に思えてしまう。
「明日菜。何か食べる?」
「あ、うん!お小遣い貰ったから、かき氷買ってくるね!!」
陸斗に会える。
そう考えただけで、居ても立っても居られず玄関に走った。
扉を開けると、陸斗とお友達__
ぶっちゃけ、男の子2人の中に私1人で居る所を同級生に見られたら、変に思われるかも知れない。
それでも、陸斗と一緒に居たかった。
「明日菜ちゃん!浴衣可愛いー!!」
「明日菜。迎えに来たよ!」
やけにハイテンションなお友達と、安定した陸斗と合流して、歩いて15分程の河川敷に向かう。
人の多さにビックリだったが、河川敷に着いたら余裕が持てない程の人混み。
「明日菜。人混み凄いけど大丈夫?」
陸斗が私の事を気にかけてくれるのが、嬉しい。余計な心配を掛けたくなくてコクリと頷いた。
楽しみにしていた花火は始まってないけど、様々な屋台が所狭しと並んでいる。
真っ赤なりんご飴。
色んな色のかき氷。
大盛り焼きそば。
その全てが日常と掛け離れていて、不思議に思えてしまう。
「明日菜。何か食べる?」
「あ、うん!お小遣い貰ったから、かき氷買ってくるね!!」