シュガー ガール
「いつも、優しい目で明日菜を見守ってるんだもん!」
「恥ずかしいから言わないで……」
「いいじゃないですかぁ!じゃあ、2人が付き合った記念くらい、2人っきりで過ごして下さい!私も大地の家に行こうっと!!」
そう言って、ルンルンとした足取りでその場を去った夏海。
陸斗と2人っきりになって、恥ずかしい。
しかし、夏海は私達の事を心配して付き合ってくれていたのかも知れない。
「部屋来る?」
顔を真っ赤にしてそう言う、陸斗が可愛らしいけど__
「今日は止めとく……」
それだけ言って、自分の部屋に戻りスマホを手に取った。
傷付けるかも知れない。
でも、夢にもちゃんと報告したい。そう思ってメッセージを送る。
『今、時間有る!?』
ひとりぼっち。それを知っている私は、妙に周りに気を遣いすぎていたのかも知れない。
『大丈夫だよ!』
『じゃあ、電話掛けても大丈夫かな?』
『いいよ!』
気に食わない事をして、嫌われるのが怖かった。
でも、夢の事をもっと信じたい__
小刻みに震える手を無視して、夢に電話を掛けるとワンコールで繋がった。
「恥ずかしいから言わないで……」
「いいじゃないですかぁ!じゃあ、2人が付き合った記念くらい、2人っきりで過ごして下さい!私も大地の家に行こうっと!!」
そう言って、ルンルンとした足取りでその場を去った夏海。
陸斗と2人っきりになって、恥ずかしい。
しかし、夏海は私達の事を心配して付き合ってくれていたのかも知れない。
「部屋来る?」
顔を真っ赤にしてそう言う、陸斗が可愛らしいけど__
「今日は止めとく……」
それだけ言って、自分の部屋に戻りスマホを手に取った。
傷付けるかも知れない。
でも、夢にもちゃんと報告したい。そう思ってメッセージを送る。
『今、時間有る!?』
ひとりぼっち。それを知っている私は、妙に周りに気を遣いすぎていたのかも知れない。
『大丈夫だよ!』
『じゃあ、電話掛けても大丈夫かな?』
『いいよ!』
気に食わない事をして、嫌われるのが怖かった。
でも、夢の事をもっと信じたい__
小刻みに震える手を無視して、夢に電話を掛けるとワンコールで繋がった。