2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~【リニューアル版】
「柊……。俺の好きな人は、お前もよく知ってる人だ」
「……そうなんだ」
「ああ。ずっとずっと……お前の側にいた人」
「えっ……」
「すまない、柊。俺、柚葉が好きなんだ」
柊は、時間が止まったみたいに固まった。
「……柚葉……を好き?」
「ああ。柊と結婚がダメになって、俺はあいつが落ち込んでるのをずっと側で見てた。それがつらくて、たまらないくらい苦しかったんだ」
そう言った後、俺は、自分が柊を裏切って、柚葉をずっと好きだったことを話した。
そして、もう付き合ってることも。
柊は、とても驚いている。
当たり前だ、兄の彼女を会う前から好きになるなんて……ひどい男だ。
柊にどう思われても文句は言えない。
「そうか……。良かったじゃないか。柚葉を悲しませたのは僕だから。でも……僕の中では、悲しませるつもりはなかったんだ……」
「……そうなんだ」
「ああ。ずっとずっと……お前の側にいた人」
「えっ……」
「すまない、柊。俺、柚葉が好きなんだ」
柊は、時間が止まったみたいに固まった。
「……柚葉……を好き?」
「ああ。柊と結婚がダメになって、俺はあいつが落ち込んでるのをずっと側で見てた。それがつらくて、たまらないくらい苦しかったんだ」
そう言った後、俺は、自分が柊を裏切って、柚葉をずっと好きだったことを話した。
そして、もう付き合ってることも。
柊は、とても驚いている。
当たり前だ、兄の彼女を会う前から好きになるなんて……ひどい男だ。
柊にどう思われても文句は言えない。
「そうか……。良かったじゃないか。柚葉を悲しませたのは僕だから。でも……僕の中では、悲しませるつもりはなかったんだ……」