2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~【リニューアル版】
『ごめん。柚葉の嫌いなとこ探してた。でも……無かったよ、嫌いなとこなんて。つまりは全部好き。上から下まで、全部』
あまりにも嬉しいセリフに、めちゃくちゃ恥ずかしくなって、私は両手で顔を覆った。
もう、本当、ズルい。
そんなのカッコよ過ぎるよ。
いったい私は、柊君のことを何回「カッコいい」って思えば気が済むんだろう。
『本当に全部好きだよ。うちの会社の入社試験で初めて柚葉を見た時から、ずっと可愛いって思ってた。優しい性格も、仕事を真面目にこなしてるとこも、全部好きだ』
嘘みたい……本当に?
『気づいたら、もうどうしようもないくらい柚葉を好きになってた。だからさ、告白する時も、コテンパンにフラレたらどうしようって、かなりびびってた』
『そんなこと……。私が柊君をフルなんて絶対に有り得ないよ』
あまりにも嬉しいセリフに、めちゃくちゃ恥ずかしくなって、私は両手で顔を覆った。
もう、本当、ズルい。
そんなのカッコよ過ぎるよ。
いったい私は、柊君のことを何回「カッコいい」って思えば気が済むんだろう。
『本当に全部好きだよ。うちの会社の入社試験で初めて柚葉を見た時から、ずっと可愛いって思ってた。優しい性格も、仕事を真面目にこなしてるとこも、全部好きだ』
嘘みたい……本当に?
『気づいたら、もうどうしようもないくらい柚葉を好きになってた。だからさ、告白する時も、コテンパンにフラレたらどうしようって、かなりびびってた』
『そんなこと……。私が柊君をフルなんて絶対に有り得ないよ』