2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~【リニューアル版】
「驚かせてごめん。実は、僕らは双子なんだ。一卵性双生児」
「そ、そうなんだ。まさか双子だなんて……」
本当に「まさか」だ。
柊君1人でもドキドキなのに、こんなカッコ良い人が2人も目の前にいて、今、ちょっとしたパニックを起こしてる。
「樹、紹介するよ。こちらは間宮(まみや) 柚葉さん。いつも話してただろ、僕の婚約者」
「は、はじめまして、間宮 柚葉です。柊君……あっ、お兄さんとお付き合いさせていただいてます。これからどうぞよろしくお願いします」
「美人じゃないな」
え、え?? ええぇぇ!!!
な、何なのこの人?
初めて会ったのに、そんなにハッキリ言わなくてもいいじゃない。
「すみませんね、美人じゃなくて」
つい、イヤミたっぷりに返してしまった。大人気ないかも知れないけど、あまりにひどすぎる。
いくら柊君の弟でも、この人は苦手かもしれない。
「そ、そうなんだ。まさか双子だなんて……」
本当に「まさか」だ。
柊君1人でもドキドキなのに、こんなカッコ良い人が2人も目の前にいて、今、ちょっとしたパニックを起こしてる。
「樹、紹介するよ。こちらは間宮(まみや) 柚葉さん。いつも話してただろ、僕の婚約者」
「は、はじめまして、間宮 柚葉です。柊君……あっ、お兄さんとお付き合いさせていただいてます。これからどうぞよろしくお願いします」
「美人じゃないな」
え、え?? ええぇぇ!!!
な、何なのこの人?
初めて会ったのに、そんなにハッキリ言わなくてもいいじゃない。
「すみませんね、美人じゃなくて」
つい、イヤミたっぷりに返してしまった。大人気ないかも知れないけど、あまりにひどすぎる。
いくら柊君の弟でも、この人は苦手かもしれない。