2人のあなたに愛されて~歪んだ溺愛と密かな溺愛~【リニューアル版】
胸がいっぱいになる甘いセリフに、涙をこらえながらうなづいた。
2人の笑顔の向こう側に見えるクリスマスツリーは、まるで私達の未来を祝福しているかのように、さらにキラキラと輝きを増していた。
柊君は、人目もはばからず私を抱きしめてくれた。
すごく恥ずかしかったけど、腕の中はとっても温かくて、ずっとこのままでいたいと心から思った。
そんな素敵な出来事があったあの日――
私は、その時の感動を忘れたくなくて、日記をつけることにした。
月日は経ち、本当にいろんなことがあったけど、ますます柊君を好きになる自分がいて……
柊君も、私のことを結婚相手に選んでくれた。
~6月14日~
『今日は私の誕生日。柊君にプロポーズされた。付き合って1年半、こんな嬉しい誕生日があっていいのかな? 柊君、すごく照れて可愛かったな。キュンキュンしたよ。これから先も柊君とずっと一緒にいられるんだね。本当に幸せ』
2人の笑顔の向こう側に見えるクリスマスツリーは、まるで私達の未来を祝福しているかのように、さらにキラキラと輝きを増していた。
柊君は、人目もはばからず私を抱きしめてくれた。
すごく恥ずかしかったけど、腕の中はとっても温かくて、ずっとこのままでいたいと心から思った。
そんな素敵な出来事があったあの日――
私は、その時の感動を忘れたくなくて、日記をつけることにした。
月日は経ち、本当にいろんなことがあったけど、ますます柊君を好きになる自分がいて……
柊君も、私のことを結婚相手に選んでくれた。
~6月14日~
『今日は私の誕生日。柊君にプロポーズされた。付き合って1年半、こんな嬉しい誕生日があっていいのかな? 柊君、すごく照れて可愛かったな。キュンキュンしたよ。これから先も柊君とずっと一緒にいられるんだね。本当に幸せ』