お前の隣は俺だけのもの。
*第3章*
告白の返事
メールが届き始めてから3日目。
数学の授業を受けているけれど、私の頭の中はメールのことでいっぱいだ。
隣に座っている碧を、ちらりと盗み見れば眠そうに授業を受けていた。
仕事で帰りも遅いのに、授業中に居眠りをしないのはすごいと思う。
しかも、成績も良いみたいだし。
うらやましい。
いつ勉強しているんだ。
碧を見ていると、急に碧が視線を向ける。
パチッと目が合った瞬間、私は目をそらしてしまう。
ドキドキと心臓の音が早くなる。
碧に『好き』と言われた日のことを鮮明に思い出す。
熱くなる頬。
今の私、りんごより顔が赤いかもしれない。
頬を隠すように押さえながら、碧を見る。
碧は、頬杖をつきながら私を見ていた。
口角を上げて。
頬が赤くなった私を満足げに見つめている。
少し前の私だったら、その笑顔が憎たらしかったのに。
今では、その笑顔にさえ、ときめいてしまうんだ。
数学の授業を受けているけれど、私の頭の中はメールのことでいっぱいだ。
隣に座っている碧を、ちらりと盗み見れば眠そうに授業を受けていた。
仕事で帰りも遅いのに、授業中に居眠りをしないのはすごいと思う。
しかも、成績も良いみたいだし。
うらやましい。
いつ勉強しているんだ。
碧を見ていると、急に碧が視線を向ける。
パチッと目が合った瞬間、私は目をそらしてしまう。
ドキドキと心臓の音が早くなる。
碧に『好き』と言われた日のことを鮮明に思い出す。
熱くなる頬。
今の私、りんごより顔が赤いかもしれない。
頬を隠すように押さえながら、碧を見る。
碧は、頬杖をつきながら私を見ていた。
口角を上げて。
頬が赤くなった私を満足げに見つめている。
少し前の私だったら、その笑顔が憎たらしかったのに。
今では、その笑顔にさえ、ときめいてしまうんだ。