お前の隣は俺だけのもの。
転校2日目
「はぁ……っ」
転校してから2日目。
お昼休みです。
隣の席の碧を、ちらりと盗み見れば、女の子に囲まれてにこにこしちゃっている。
碧の本性を知らない女の子たち。
と、言っても、私も昨日知ったばかりなんだけど。
「はぁぁ……っ」
これからの学園生活と同居生活はどうなってしまうのでしょうか。
神様、教えてください。
私に幸せは訪れますでしょうか。
もう、いっそのこと、誰でもいいから教えてくれ。
「はあっ」
今日、何度目のため息をついたんだろう。
早く家に帰りたい。
碧の王子様スマイルを横目で見ていることが疲れる。
隣の席で距離は近いのに、疎外感がすごいし。
もう嫌だ。
「おい」
しかもさ。
碧に『“ラブライフ”を一緒に送ろうね』なんて言われたし。
意地悪い笑顔で。
私もお年頃の女の子だから“ラブライフ”は送りたいよ?
だけど、碧と一緒に“ラブライフ”は送れないような気がする。
転校してから2日目。
お昼休みです。
隣の席の碧を、ちらりと盗み見れば、女の子に囲まれてにこにこしちゃっている。
碧の本性を知らない女の子たち。
と、言っても、私も昨日知ったばかりなんだけど。
「はぁぁ……っ」
これからの学園生活と同居生活はどうなってしまうのでしょうか。
神様、教えてください。
私に幸せは訪れますでしょうか。
もう、いっそのこと、誰でもいいから教えてくれ。
「はあっ」
今日、何度目のため息をついたんだろう。
早く家に帰りたい。
碧の王子様スマイルを横目で見ていることが疲れる。
隣の席で距離は近いのに、疎外感がすごいし。
もう嫌だ。
「おい」
しかもさ。
碧に『“ラブライフ”を一緒に送ろうね』なんて言われたし。
意地悪い笑顔で。
私もお年頃の女の子だから“ラブライフ”は送りたいよ?
だけど、碧と一緒に“ラブライフ”は送れないような気がする。